満足度★★★★★
新演出は人情モノに偏ってたかな
(海外向けというヤツですかな)
’09に劇団銅鑼No.39で観劇した”SEMPO”は、
オランダ領事から託された命のたすきを繋げる
という焦点が主人公に集約していたが。
今回は杉原氏の家族も描かれ、
ユダヤ側の恋人の別離と再会という話も入れて
より感情面を強くした劇であった。
解り易く天井部分には英語の字幕表示もされ、
より国際的な舞台ともなっていました。(当然音楽は生演奏です!)
それでもやはり実話であり、
人道的立場での良識のある重い判断は強い感動を呼びます。
第1幕75分→休憩15分→第2幕65分でした
終演後のカーテンコールは1階席5列くらい目までの方など、
オールスタンディングで拍手鳴り止みませんでした。