満足度★★★★★
SCOT「世界の果てからこんにちは」観ました
今年も利賀・SCOTサマーシーズンへ行ってまいりました。
感想を書こうと検索したら、おお、それぞれの演目が!(笑)
まずは到着した夜に観た、毎度おなじみ「果てこん」から。
開演少し前から雨が降り出す。野外劇場での雨は二回目の経験。SCOT支給のカッパと座布団を装備して客席に。今年も通路に人が座る大入り。
バカバカしく美しく、何度観ても見飽きぬ歌謡舞台。長年のファンにおなじみの定番舞台からの名シーンセレクト集なのだけど、そういう予備知識がなくても、とにかく見せ物として圧巻。圧巻。
台詞も身体も歌も、民族性を内包する濃さ。
恒例の花火も、毎回なにか違う。今年は上空連爆から一呼吸おいて、ステージすぐ後ろで爆裂が!
雨で寒い野外劇場…しかし、この状況でしか見れない光景も。
濡れたリノに反転して映る役者、水を吸って重くなった衣装のさばき、車椅子の列が池に落ちないかといつも以上に不安、花火の前にはなんと雷まで!(゚Д゚)
観客席はるつぼのよう、まさに野外冥利につきる。
夜空、山、池を借景に、ここでしか観られない舞台でした。
しかし、現実の日本もどんどん「お亡くなり」になってるなあ…
定番なのに、毎回「いま」を考えさせられる…
この晩は交流館そばでテント泊(一泊1000円・朝食付き)。翌日の2演目に向けておやすみなさい(→SCOT「禿の女歌手」へ続く)