満足度★★★★★
ままごと「日本の大人」観ました
あいちトリエンナーレ2013の初手を飾る公演。「あゆみ」・アキバユアサ、うりんこ・高田さん等、愛知ゆかりの役者さんが出演。
あの日いたはずの「小学26年生」の存在をめぐり、過去の思い出と現代の生活が交錯。
子どもを忘れる大人、大人が分からない子ども、おとなになりたくない宙ぶらりんのおとなこども。
身体による時空操作、瞬間的に記憶をさかのぼっての叙情、明るいダークサイド等、柴さんの様々なテイストが詰まった濃密さ。
舞台装置があれもこれもいちいちスリリングで、目が離せない(笑) 稽古場は凄まじかった模様。(アフタートークで柴さんに質問して聞きました)
客席に子どもがいると俄然盛り上る舞台、との評判。(残念ながら、私は平日夜の回でした…)
学校巡回公演ができそう。これは、ままごとの新たな定番スタイルの誕生かも?
名古屋、豊橋公演を終えて、次は新潟・りゅーとぴあ、小豆島、伊丹・AI・HALLと、癖のある公演先ばかり。上演される「場」を見に行くのも兼ねて、足を延ばしてみてはいかがでしょうか?