満足度★★★★
意欲的な姿勢に敬意
至近な事件を扱い、しかも「練りに練った」構成にしていることの、劇団の意欲に頭が下がります。この事件は、あまりにもマスコミ、「世論」(この言葉も曖昧ですが)に振り回され続けていただけに、それをどのように展開させるかと興味を持って魅せていただきました。
両天秤にかけたものにしてしまったのかなと、やや不満足な点はあるものの、逆に言えば、バランスのとれた劇となったのではないでしょうか。
その展開の仕方も、ノンストップの切り替えで、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。
俳優さんの演技も、先に指摘されていた「気になる噛み方」の方の存在もわからないほど。きっとここを読んで必死に練習したのではないでしょうか。
私には、むしろ「絶叫」の方に、ちょっとばかり「うんざり」してました。そんなに声を嗄らすまで叫ばなくてもいいのに・・・
あとは、内容の感想です。
2013/09/03 00:56
そして、ご挨拶が遅くなりました事、お詫び致します。
さて、老人(LAW)は「法」で正解ですね。
今回の作品でいうと”死刑”判決がキーポイントでもあった為、
生か死か・・・というところの立ち位置で、擬人化されていました。
ルール(法・死刑)なんて無くなればいいのにって誰もが願い無くなったら・・・
しかし、今でもこの国に、それは存在する。
沢山のコメントに感謝です。
次回作も、どうぞお楽しみに!!
ナイスコンプレックス 劇団員