満足度★★★★★
「生きる」ということ、すなわち、「走る」こと、「走り続ける」こと。100の言葉をつなげても、この作品から受けた印象・体験は語ることができない。演劇でしか表現できない手法で、「戦争」を、そして「生きる」ということを語りかけてくる。いや、語りかけるという生やさしいものではなく、両肩をつかまれ、ガクガクを揺さぶられるように、訴えてくる。そして、「戦争は悲惨だ、残酷だ」というメッセージにとどまらず、さらにもう一歩、その先へ、現代に生きる者たちへ、「生きる」ことのメッセージを送っていたと感じた。
ネタバレBOX
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2013/08/12 21:39
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