満足度★★★★
炎の見本市。独り芝居というコンセプトワークとして明確でブレがない。人物模写・現代劇・古典劇、紙芝居、朗読。確かにオリジナルと言えるものは、その女優の存在だけだ。そこに強度を感じられたのは、堀川炎、彼女自身の力に他ならない。ピアノとマリンバとのコラボレーションもいい具合。彼女の作り出す世界を見事に補強している。「炎の」と題したが、それは、仄暗い中に線のように燃える火だ。しかし、そう簡単に消えそうにはない。
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2008/05/19 21:55
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