満足度★★★
一長一短原作にない本城と三郎の対話は脚色の範囲内で納得できたが、原作には登場しない具体的な地名や路線名を出したのは大いに不服。それによって抽象的、幻想的な味わいが損なわれ、世界観が急に縮まったようで妙に違和感。 一方、三郎を最初から役者が演ずるのにもかかわらず、辻修の演技によって、ちゃんと少年から老人までの変化が表現されていたことには感心。また、バスルーム場面での音響(声の響き方や水音)や、水面による反射光を表現した照明も見事。
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2008/05/11 22:16
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