満足度★★★★
まず、明治時代の大逆事件の犠牲者への
オマージュという形でNPOや世話人が動き、この劇が実現したことに驚きと感動。また多くの人が見に来ていたことにも驚きを禁じ得なかった。それから開演ブザーで劇が始まったのも何というか・・・・・初めての体験でした。実は近代史というのは一般人にとって割と未知なもの。学校で時間切れになってしまって習わない場合が多い。なので、始めのうち時代感が掴めず苦労した。演出は超正統派の真っ向勝負なので、よけいしんどい。音楽や効果音がミニマムなのも、それに拍車をかけている。小道具や衣装が丁寧で好感を抱かせますが、3時間の長丁場なのでもう少し音楽などで時代の空気や各シーンに変化をつけてくれればリラックスして見られたかも。