満足度★★★
劇を目撃する。劇の世界に連れ去られるという言葉があるが、まさに劇場全体が舞台になり、我々観客はその舞台の世界の住人となり、劇を目撃するという形式。演出家が目指すところはどこまでもハイレベルである。ただ、まだその形が、あまりに新しすぎるがゆえに観客がついていけない部分があり、そのギャップの中で劇的感動をどう体験させてくれるかという課題を感じた。しかし、このスタイルが完成したときに、凄い作品が出来そうだということはひしひしと感じる。今後に期待したい。
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2013/06/17 10:32
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