満足度★★★★
草食?
ポケシお得意の「すこしふしぎ」ワールド。こういうの大好きです。
今回は冨士枝千夏が出色。
全体的には21世紀の演劇といったテイでおもしろかったんだけども、役者さんの一部は90年代の学生演劇みたいな地味さ。もちろんどちらも悪いものではないのに、その擦り合わせがいまいち、で、詰めが甘い印象を受けました。決して完成度が低いわけではなくて。
喩えるならば、ライトノベル原作を独立U局のアニメでなくフィルムで実写映画にしたような違和感とでも言いましょうか。
思うに、動員とかPublic Relationsといった点で控えめというか、野心を感じないのですね。自分たちが納得できる作品を上演できればいい、というような。
会場の仕切りももひとつでした。
開演後に入ってきた客を最前列の前の補助席まで通すって。。。