ぼくの国、パパの国 公演情報 新国立劇場演劇研修所「ぼくの国、パパの国」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    父親の宗教的価値観支配との葛藤
    イギリスに住むパキスタンから渡って来た
    敬虔なイスラム教徒の父親とイギリス人の妻と
    子供達の物語でした。
    躾から子供の人生の選択に至るまで、父親の
    宗教的価値観でがんじがらめにされるが、
    それに抵抗する妻や子供達の苦悩する姿が
    笑いも交えながら、描かれていたと思いました。

    ネタバレBOX

    終幕前の応接間での、母親と息子の結婚相手の
    父親とのやり取りは、この劇の主題を浮き彫りに
    するシーンだったように思われます。
    しかし、あの額縁の娘の絵を見て、母親が
    『近親交配の怪物』と言い放ったのは、
    すーっとしました。

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    2013/05/18 16:11

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