少し静かに 公演情報 ブルドッキングヘッドロック「少し静かに」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    同期
    のときのセピア色が綺麗でした。

    ネタバレBOX

    映像作家の男とバンドの成功を夢見る女子の、まるで関係のない二人とそれぞれの友人や関係者たちのおよそ一年間に亘る群像劇。

    才能がある故に疎まれ、才能に嫉妬して友人が離れていくのも辛ければ、才能がない故にメンバーが抜けても名ばかりでバンドが存続しているのも悲しいものです。

    クリスマスパーティに行く奴はまたパーティのことを考える頃になる、特に何がどうしたということもない一年でした。

    男の才能について自分だけが理解し、隣家を盗聴していた事実を自分だけが知っていると思っていた女性の鼻っ柱が折れたときは精神的などんでん返しを見たようでした。人の性癖については余程のことがない限り触れない、大人の付き合い方の奥の深さを当たり前のこととは言え再認識しました。

    気持ちがテルミンを介して空気を伝わっていき、同期させるのは何のこっちゃでしたが、そのときなどのダンスに際しての照明が黄色っぽいセピア色で、とても綺麗でした。

    ところで、2007年の『不確かな怪物』以来久し振りでしたが、記憶違いでなければ相変わらずシコシコが好きなんですねという感想を持ちました。

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    2013/04/06 10:59

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