満足度★★★
静脈、初日傷痕とか、面影とか、そういうものについて、じんわりと広がりを意識させられる。作品内に吹き込んでくる風の匂いや哲学的な身体感覚、「そうそう、自分は広田淳一作品のこういうところが好きなんだよ」っていう感じのストーリーテリングで面白かった。・・・面白かったけども、あんな素敵な脚本なんだし、もうちょっとテンポゆっくりにして丁寧にやってほしかったなあ、とも。せっかくのいい台詞が早口のせいで流れてしまってるところ、聞きとれないところなどが結構気になっちゃったかなあと。
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2013/04/03 23:47
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