満足度★★★★★
民俗学好きの私から日高さんの別な舞台のオフ会として共演者の皆さんと観劇、そちらの舞台では小学生の男の子、こちらは小動物の様な可愛らしい女性と実家に戻って新たな人生を歩き始めた女性の二役、その振り幅の大きさに改めて拍手。物語は北国の民族と大和朝廷との争いが舞台となっているのだが、民俗学、民族学、言語学等で其々日本国の成立に対して意見を聞くが、一長一短という気もするし、今回の脚本は実際に在ったかもしれないと思う程のおもしろさでした。
ネタバレBOX
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2013/04/03 00:09
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2013/04/05 08:55
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私自身は歴史があまり得意ではないので、突っ込まれるんじゃないかと少し心配していました。なので、おもしろかったというご感想をいただけてホッとしています。
得意ではないと言いながらも東北の歴史は勉強が苦にならないほど面白かったです。と言っても私が調べたことなど歴史の中のほんの一瞬の時間に過ぎないのですが・・・。
「人生を二ヶ月余りを長く過ごせた」というご指摘が面白いです。確かにそうですよね!
日高さんの今回の1人2役ですが、間違いなく彼女だからこそできた役だと思います。どちらか片方だけならともかくあの2役をどちらも無理なく演じられるというのは役者としての成長の現れに加え、日高さんだけが持つ特別性じゃないかなと。
ウラネシについてですが、彼女は今回おそらく他の誰よりも努力して稽古したと思うので、お褒めの言葉があまりに嬉しく、私はいま喜びを噛みしめております(笑)
舞台セットは主宰・加茂克の渾身の作です。ご注目いただけて嬉しいです!
今後も面白い物を創っていくよう役者ともども頑張ります。
どうぞよろしくお願いいたします。