満足度★★★★
劇場脇の桜も清々しく美しかった
まず、畑澤聖悟さんの戯曲が読んでみてとても面白い。台詞から登場人物の性格が明確にイメージできる戯曲。“等身大”を標榜する団体の性格に即したグッド・チョイス。けど、スキルが不足していて等身大に届いていないところもあったかな。そうした未熟さも含めての等身大と言えなくもないけれど。『修学旅行』を等身大に演じられる期間は実は限られたものなので、残りの1回1回に想いを込めてもらえたらと思う。劇団14歳、この先どうなるかまだわからないし、大人の思惑はあるのかもしれないけれど、そうしたものからズンズンはみ出して、それでも演劇を選ぶ人がいて、「あの時のアレ観ました」なんていつか言えたら素敵。よろしく。