期待度♪♪♪♪♪
♨
さっき大江戸温泉物語の帰りだったんだけど、
バスの中でこの舞台のチラシをみていてふと思った。
そういえば、温泉にたくさんちびっ子がいたな。
オヤジからサウナの中で
あんまし出入りするんじゃないぞ、中の空気が冷めて、周りの人に迷惑だから。
だとか、怒られたり、
あと中国語やら韓国語やらで何とか言われてた子もいたな・・(笑
何十年かして核戦争やら何やらが起こって、自分ひとり世界に残されたとして、
そんなに途方に暮れるかなぁ・・。
自分はもうオヤジも死んじゃって、
それからしばらく考えていたんだけれど、
人間が死んでも、自然とか世界とか呼ばれるものは混沌としつつ
依然として存在し続ける訳で、
それらは変わらないのに、人間って
本当に消えちゃうんだな。
いまだに信じられない(苦笑
・・・命って風みたいなものなんじゃないかとか、思ってみたりする。
大地の上に人がいなくなっても、
風が吹いているなら、
自分はその音に耳を傾けていればいいんじゃないかと思ってみたりする。
自分だったら、
風の音に耳を傾けながらずっと立っているんだろうけど、
あの子たちだったらどうするだろうか?
周りの人間が誰一人いなくなる未来なんて、今は想像もできていないだろうなぁ。
でもきっとみんな、誰かを一人残そうとしたら、子どもを選ぶに違いない。
自分や、父親や、他の死んでしまった大人の人が、
風の中でその子を心配そうに見つめているの、伝わってくれるんだろうか?
と、思ってみたりする。
こういう物語って、自分たちと言うより、子どもたちへ向けてのメッセージなんじゃないか、と、勝手に勘繰ってみる(笑
まだ舞台は観てないんだけど、
劇がこんな感じのハナシで、本かDVDが世界でただ一人のその子の手元にあったなら、
姿は見えないけれど、自分はどうも一人じゃないらしいぞ、と気づいてくれるんじゃないか、などと夢想してみたりする。
バスの中からみえるレインボーブリッジはまだキレイだった。