満足度★★★★★
鹿殺し「BONE SONGR」観ました
昨年どこかで(笑)オーディションチラシを手に入れて、気になってました(鹿殺し。。。)評判も何となく聞いていたので、「遠い夏のゴッホ」と合わせて観劇。
どうしようもなく不幸に、でも自分の物語の主役として生き続ける女の生きざまを、面白おかしく切ない音楽劇に。
主演女優のたたずまいが、あまりに役にハマりすぎで驚いた(笑)。
ダンスや歌、生演奏や殺陣もハイクオリティ。話題のサイドカー等しょうもない描写も手抜かりなし。衣装やら着ぐるみやら、なぜそこまでこだわるのか。。。可能なことをぜんぶやって、徹底的にお客さんを楽しませる事に奉仕した舞台。
…なのに、常に死を湛えた世界。黄泉の国を思わせる美術が、観ている者に終始闇を落とし続ける…