満足度★★★★
たまらない開演前から、すでに芝居に取り込まれている。セットといい照明といい、これがまたたまらなく、独特な心地よさを感じた。観始めるとすぐに、永井荷風の濹東綺譚がふと頭によみがえった。本作は説明にあるとおり、ゆがんでおぞまましいが美しい姿になっていく。また、暗転時のモノローグも、効果を挙げていたように思う。やはり鵺的は鵺的であり、今後も鵺的出会って欲しいと感じさせられた。満点でないのは下手の端っこで、後ろから2列のため、よく見えない場面が多々あったので。時間がなっかたので、最穂のアフタートークを聞けなかったのが残念であった。
0
2013/02/26 13:02
このページのQRコードです。
拡大