満足度★★★★★
ロールプレイで成功横溝正史の「八つ墓村」のモデルにもなった事件「津山三十人殺し」をモチーフにした作品。良く練られた脚本と説得力のある演出で、少々出来過ぎな展開も納得させるからすごい。「主食は花」みたいに繊細な雰囲気を醸し出す脚本・演出の柳井祥緒のどこにこんなダイナミックな想像力が潜んでいるのだろう。この作品、今回のような極小空間でも大きな舞台でも面白いと思う。役者陣の緊張感がビリビリ伝わる隙のない演技で、最後は切なくも清々しい気持ちになった。
ネタバレBOX
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2013/02/24 03:52
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