満足度★★★★★
これこそミュージカルだ!
スフィアの高垣彩陽さんの舞台(ミュージカル)という事だけで取ったチケットでした。
事前確認しないで現地へ行ったので、当日座席上のチラシに「「同性愛」その他の単語を知っているとZANNAがもっと楽しめる」とあるのを見て、「奇想天外系のイミフ(理解不能)ミュージカルじゃないよなあ…」と開演前はすごく不安になりました。
チラシに書いてあるネタなのでネタバレではないとして言っちゃいますが、
本作品は男が男を愛し、女が女を愛するのが普通、男女の恋愛(ストレート)は異常、と認識されている国のお話です。
(ネタバレは避けるとして)
感想として、最初は「主役キモッ!」とか思っちゃうような出だしですが役者さん達の演技と踊りとそして歌がすごい!そして真剣!(これだけの事をするってことはかなり練習をしたと認められる。)
1度「ミュージカル」を名乗る舞台は観たことがあったのですが、ZANNAはそんなレベルじゃない、ほんとに始まりから終わりまでずっと歌と踊りが続いて、そして脚本に芯がある、これこそ「ミュージカル!」(なのかな?)と思わせる出来でした。高垣さんも良かったけど、その他の役者さんも本当に演技から歌から何からが素敵でした。
そして始まりでは「キモいゲイキャラ魔法使い」と思われたZANNAがこんなに感動を与えてくれるなんて、と驚きました。笑いから泣かせまで全部包括した本当にいい舞台(ミュージカル)でした。
ぜひまた観たいです!