KOEKIMO×名作文学【終了しました。ご来場、ありがとうございました。】 公演情報 声を出すと気持ちいいの会「KOEKIMO×名作文学【終了しました。ご来場、ありがとうございました。】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    小説と芝居は違う
    てっきり朗読のイベントだと思ってたんです。
    会場に入っても、椅子がひとつ正面に置いてあって。
    「なるほど、なるほど。あそこに座って朗読するのね」
    ずっと思ってた。

    でも違ってた。短い芝居がいくつか。
    だから最初すごく違和感があった。
    おいおい、これ、朗読っていうの? みたいな。
    でも、ぼくが悪かったんです。
    ちゃんと確かめなくてゴメンナサイ。

    企画というか、この狭いキッド・アイラック・アート・ホールで、こういう芝居をするというのは、素晴らしいことだと。できれば続けて欲しいなあ。無責任に言ってますケド。

    舞台美術みたいなものは、椅子だけ。あとは暗幕。
    そして、役者だけが立っている。
    そんな感じの芝居でした。

    ネタバレBOX

    上演された芝居自体は、ぼくはあんまり評価しない。
    (偉そうで、ホントすいません、最近増長してるのかな、、、)

    皆さん声がきれいでちゃんと出てはいたんだけれども。
    なんというか、『真実のとき』みたいなものは僕には見えて来なかったから。
    体をそろえて動かして、上手に順番にセリフを喋ったとしても、器用なだけで、面白い芝居にはならないんだよな。と。

    小説と芝居は違う。小説的には面白くても、それをそのまま芝居にしても、だめなんじゃないのかなあ。記号的にしかならない。
    演劇的には、物語とは関係のないもっと細かい部分に引っ掛かりや拘りを持たないと。と思うのですが。

    みなさん、声が素晴らしかったので、朗読的なものにすると、また違った世界ができるかも。(無責任)

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    2013/02/19 21:08

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