満足度★★
小難しかった終戦後の昭和23年が舞台だが、言葉遣いや生活行動が昭和レトロを通り越して中途半端に現代的。失踪した小説家が体験した異人たちとの交流、観ているこちらも耽美でパラドックスな空間からパラレルワールドに踏み込んでいたかのよう。小説という言葉にリンクしている為か、話の構成を三章に区切っていたが、現実と劇中劇と作家が迷い込んだ虚構の区切りが却って曖昧に見えて混乱しそうになる。役者さんは気になる人が多かったんですが・・・。休憩込みで約2時間10分、全体的に少々長いと感じた。
ネタバレBOX
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2013/02/17 01:23
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