君ゆきて 月に叢雲 花に風 【ご来場誠にありがとうございました!】 公演情報 ラフメーカー「君ゆきて 月に叢雲 花に風 【ご来場誠にありがとうございました!】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    文学的なタイトルとは裏腹に
    私にはちょっとついていけない内容でした。若い人向けなのかな?おじさんに青春時代の甘酸っぱさを思い起こさせて欲しかったな。

    ネタバレBOX

    舞台は、某大学の文学系サークルの部室と現在の喫茶店のシーンを交互に転換しながら物語が進む。セットは巧みに作られていて舞台転換はスムーズだ。気になったのは主人公の過去の思い出(だったのかな?)と彼女が創作した物語が交錯する部室のシーン。部員たちの青春ドラマのようなクサい台詞回しにうんざり。またそこで語られる内容がどうでもいいような事ばかりでまたうんざり。動物園のシーンで眠くなってしまった。過去と創作の二つのシーンを登場させることには意味があり、違和感なく繋げていたところは感心したのだが。また、創作シーンの月岡が不自然な無言を続けていたのは君島の先輩と話させたくなかったからというのはなんともお粗末。でもまあこれが乙女心なんだろうな。(創作では君島が思いを寄せる風間直人が月岡という女性で描かれ、風間の恋人花村麻美が叢杉という男性で描かれる。)そう考えると、劇中のサークル部員たちのどうでもいいようなやり取りも君島の想いを覆い隠す役割をしていたのかとも思うのだが。作者の構成力には敬意を表するにしても私には合わない作品でした。

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    2013/02/11 15:02

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