ココロミの種 公演情報 深林クラゲ「ココロミの種」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度

    空間サイズに合っていない演技・演出
    若手3団体のオムニバス公演で、それぞれ30分程度の短編を上演しましたが、空間サイズに合わせた演技・演出になっていないことが多く、心地良く観ることが出来ず残念でした。

    ビッケの一派『イヤミンイヤミン』
    韓流アイドルのコンサートを聴きに行くために東京の従姉妹の家にやって来た姉妹とその従姉妹3人による、モテない20代後半ガールズトークを描いた作品でした。
    狭い会場なのに、やたらと叫ぶ台詞があって聞き取りにくかったです。実際に食べた直後に観客の目の前で正面を向いて喋るのは気分が良くなかったです。
    (満足度:★)

    こじんしゅぎ『しろいカラス』
    会社員の男と学生の女のカップル、男の上司の捻れた恋愛の物語で、ちょっと意外な展開が新鮮でした。上司の女装癖という設定で笑いを取るのは安易に感じましたが、後半の悲痛な嘆きに繋がっていたのが良かったです。
    冒頭、舞台上で服を着替えることによって、言葉を用いずに年月の経過を表していたのが印象に残りました。
    (満足度★★)

    森林クラゲ『孤独なフラクタル』
    毎日日記を書かないと死んでしまうという世界に迷いこんだ男が自分の過去の日記から生まれた人物と出会うことによって、自己を見つめ直すというファンタスティックな物語でしたが、青臭くて薄っぺらい印象が残りました。フラクタルの概念をもっと活用して欲しかったです。
    個人的に児童演劇みたいな稚気を強調した演技が苦手なので、世界観に入り込み難かったです。
    (満足度:★)

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    2013/02/10 23:01

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