満足度★★★★
おざぶ席動員
金曜夜公演。人気があるのか、通路のおざぶ席までが出ていた。
このお話、時間軸でチャプターを振ってあって、全9場。舞台上では、1場から始まるのではなくて、8場(チャプター8)から逆順に進行していく。
遅刻した私が入ったときには、チャプター6だった模様。
尋常って何?尋常じゃないって何?どゆこと?なんてのがベースにある。
結局、尋常なんてないんじゃない?とも取れる(のかな)。
チャプター1まで進んだあと、フラッシュ的に2、3,4・・・が再現されていき、最後にチャプター9で結末に辿り着く。
チャプターで区切ることで、笑うところ、見入るところ、きゅんとするところ、とシャキシャキ分かれる感じでよい感じ。
構成作家の鈴木おさむの脚本だから、ホンとアドリブの境界が分からないけれど、間合いの抜け方とか無茶振りとか見てると、アドリブは有りかと。
今田耕司は、テレビのまんまといえば、そのまんまだけど、出ずっぱりでずっと面白く演じ切るのは大したものです。
小木さんの「肉喰えっ!」がけっこうツボかも。おぎやはぎって、自分の中では、どこが面白いんだか分からない不思議芸人なんだけど、いちおう出来る子なんだなぁ。