シナトラと猫(改訂版) 公演情報 MCR「シナトラと猫(改訂版)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    「猫」「虎雄」「椎名」の順で観劇。
    口語ではない、魅せる演劇の中でも役者一人一人のポテンシャルは高いMCR。それぞれの主役を演じる、あひるなんちゃらから客演の3名も持ち味全開の役どころで印象的でした。
    短編の連続とも言える構成もあり、決め・締めのひと言など、随所で光る台詞。ただ、場所の変わらない「猫」などで多少流れが単調に感じられる場面も。
    ドタバタシーンで、倒れた役者が見えにくいのは駅前劇場の苦しいところでしょうか。少しもったいない。

    ネタバレBOX

    伝記モノということもあってか、それぞれの死が描かれますが、3人ともそこに持っていかなくてもと思ったり。

    「猫」:猫野球のくだりをああいう風に持って来るところは、ズルさと巧さ。わかってても、ぐっと来ます。
    「虎雄」:兄弟の、言葉に出さない思いのやり取りが印象的。
    「椎名」:お子様ランチのやり取りの「だから今日食べるの」のひと言がなんだか個人的にヒット。

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    2008/03/31 03:15

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