満足度★★★★★
残酷なファンタジー。
豪華メインキャスト19人、足掛け4時間(10分休憩2回)の大作です。
大人の童話と言うだけあって、しかもケラ作品なので、もちろん毒もあり。
後味にざらついたものが残るような苦味も。
私は単純でなんでも入れ込むほうなので、
(初舞台の)夏帆ちゃんの背中にドキッとして、淡くはかない恋愛に感情移入。
それだけにその行く末が、言葉でしか語られないにもかかわらず、
…とても落ち込んでしまった。(^^;)>(恥)
KERA作品ならではの、凝った『映像』の利用が素晴らしく、
また、個性的な生演奏も効果的。
これは何としても、蜷川演出ヴァージョンを、絶対なんとかして観なければ!!