満足度★★★★★
神代の世界へのいざない
この日本の国は、2700年の間、他国の侵略を受けたことがない。米国との戦争に、敗れたが、国体は維持され、天皇は、人間宣言をされたが、皇室は続いている。皇室の意義は、天照の子孫であることにある。
戦後、この国から、神仏に対する信仰が、失われかけているが、物事には、始まりがあり、終わりがある。宇宙にも、地球にも、その歴史の始まりがあり、この日本の国にも、始まりがある。
その始まりの物語が、古事記の物語であろう。
よく知られた、古事記の題材から、光と闇、祈りと言霊、神人の世界を、演劇と、音楽、舞踏で表現された優れた作品だと思う。