満足度★★★★★
ちいさな小部屋で観るのも良いけど・・
こういう大きな劇場で5人の役者を見るのも良いな・・。
学生時代、フランス語とポーランド語は勉強してみたけれど、
間に挟まれたドイツ語はちっとも勉強したいと思わなかったけれど、
ちょっと今後悔中(あくまでちょっとだけ(苦笑
少しだけでも齧ればよかった(齧るだけなら今からでも遅くないかな・・でも齧るならペルシャ語にしたいかな(苦笑
たしかにこれは、総合芸術としての地点の集大成かもしれない。
そして、どんな要素が入ってきても、それらに柔軟に対応できる
5人の役者陣の到達点かもしれない
(前回が到達点かと思ったけど、これだけ色々な要素に対応できるのを見ると、まだ先は見えないような(笑
前衛でありながら、総合芸術で、オペラ。
ユーモアに溢れながら、内容を考えれば笑うのを少し躊躇する(ドイツ人ならシニカルな笑いを浮かべられるのかもしれないが
リヒニッツと同じ、福島の大地を汚した日本人の、
「呪われたドイツ語」(リヒニッツのプレトークで言っていたけど。自分たちの言葉の美しさを硬直的に讃える人は多いが、呪われた有様について美しく語る人は少ない
と同じ呪われた言語で発声しているからこそ、
翻訳されてもなお、美しさと呪詛の二重構造がそのままに残されているのだろうな・・(苦笑