笑う門には福来る 公演情報 LiveUpCapsules「笑う門には福来る」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    噺と血
    まずまず。

    ネタバレBOX

    真打昇進公演で、師匠の圓生(谷仲恵輔)に自分の演目を先にやられるという嫌がらせを受けた圓朝(新井幹久)は、真景累ヶ淵を創り人気を博す。浮世絵師の師匠が死に、絶縁をつきつけた圓生も病気になる。そんな幕末から維新への過渡期に生きる、圓朝と浮世絵師・芳年(岡田昌也)を描く。

    終盤の圓朝と芳年の語り。芳年の描いた血なまぐさい浮世絵とともに、荒れた時代への悲哀と生を物語る。ここらへん見ごたえあった。

    全体的にゆるい感覚。もっとシリアスな色調のほうが胸に迫ったかなと思う。いやらしい圓生を谷仲が上手く演じてたので、その周りの演技との温度差を感じたからかな。

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    2012/11/17 20:46

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