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しあわせの詩
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One on One「
しあわせの詩
」の観てきた!クチコミとコメント
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unicorn(1870)
満足度
★★★
満たされる心
チケットプレゼントにて鑑賞。岡村さやかの声がいい。
ネタバレBOX
痛みを感じない?雑誌記者の健(上野聖太)が彼女(岡村さやか)とともに、健の生まれ故郷に取材に行く。そこの森には不死の狐が住んでいて、健の母(千田阿紗子)と知り合いだったという。心からの願いを叶えることで旅立てるという狐を取材のネタにできると喜ぶ健だったが、謎のめまいに襲われる…。
健の不痛特性は、昔母が瀕死におちいり、狐の桔平(内藤大希)から血を分けられて一命をとりとめたことが原因と分かり、健の苦悩と桔平の苦悩が描かれる。母としての健の幸せを願う気持ちは、自分の心からの願いでもあると気づき、健の特性を消し去り旅立つ桔平。
シンプルながらも、程よく凝った設定と展開で、親しみやすい作品。ミュージカルはあまり馴染みないけど、なかなか楽しめた。
母の想いもそうだけど、狐・カエデ(萩野恵理)の森の外を見てみたいという、タブーを破ってでも成したい純粋な願いが胸を打つ。ここのダンスの表情も良かった。
桔平は、母の命を救い、健の命を救い、健の人生と今後生まれるかもしれない子のことも救ったということになるのか。自分のことでなく、他人のことで願いを遂げ旅立つところがグっとくる。
ただ、桔平が母や健へ示す情の深さはなぜだろうかなと感じた。一応、母は桔平を差別しなかったみたいなこと言ってた気がしたけど。
ちなみに、健の特性は精神的な痛みも感じないってことなのか。ここらへん、伏線的にもうワンエピソードあっても良かった。
舞台セットはしっかり作ってあった。ステージ奥の月が浮かび上がるのとか、とても綺麗だった。また、球状ランプを使用した演出や振りも良かった。座り演技はやや見にくい。
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2012/10/31 23:15
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