送別会 公演情報 バイヲチックリサス「送別会」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    何の話だったんだろう
    割引を使わせて頂きました。

    観ていて思ったのは、総じて「何がやりたい作品なのか」ということだった。

    バイト先の描写のスケッチ、いわゆる「あるある」をやりたいにしては、会話や仕草・コミュニケーション全般が大雑把に感じられた。ルデコの距離も鑑みると特に。そういう微妙なやりとりでイヤーな雰囲気を感じさせる狙いにも見えないし、それで笑わせる狙いにも見えないし。

    面と向かっているときには調子を合わせているのに陰では悪口を言っている、という展開が何度か見受けられたが、それを使って「二面性」とかを描くわけでもなさそうだし…(それにしては全然痛くない)。

    ネタバレBOX

    かといって、「瓜生が送別会を開催する目的がねずみ講だった」というので予想を裏切るつもりでもなさそうだし…(だとしたら別に驚かない)。

    何を課題に「自らの送別会を企画する奴と、誘われてる奴ら」を設定したのか。熱意の向かう先やモチベーションの出どころが、わからないままだった。

    作者は何を描くのが目的だったのか。
    平田オリザ氏は何をもって「問題はあるが面白い」と言ったのか。

    自分にはそれを見出すことが出来なかった。

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    2012/10/07 03:37

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