満足度★★★★★
日常へジワジワと自然な会話の中にある、息苦しさ。自分が生きてる世界そのものが寸分違わず繰り広げられていて、違和感なく楽しめる。ゆっくり一つ一つのすれ違いや勘違いが積み重なって不和は広がっていく。その絶妙な感じが本当にうまくて、ドキドキしながら楽しめました。物語だからこそ楽しめる「他人の不幸は蜜の味」!!でも観劇後、日常に戻ってふと芝居の内容を振り返るとその不和は自分の周囲にもたくさんあって、他人事ではないのだ。すれ違っても、すれ違っても、対話し続けて他人とわかりあったような気になって生きていくしかないんだなぁと思いました。
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2012/09/25 23:23
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