ナイゲン【本ページは2012年版です。ご注意下さい】 公演情報 Aga-risk Entertainment「ナイゲン【本ページは2012年版です。ご注意下さい】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    規約
    面白い。秀作。

    ネタバレBOX

    高校の文化祭の出し物で1クラスのを削る会議。感情や個人的な思惑に流れる様とドタバタの一体感が上手い。学校と文化祭を愛する3年塩原俊之の頑固で確固たる意思とルールを熟知した振る舞いが、単なるエンタメに終わらせず上手い。「飼い慣らされてる」って塩原に対して、エコエコアザラシを受け入れた3年矢吹ジャンプの「こんなナイゲンがやりたかった」ってやりとりで、キレイに終演する。

    序盤の浅越岳人の榎並夕起を攻める論理→下級生と上級生の対立という苦々しい雰囲気から、齋藤コータと鹿島ゆきこの浮気トラブルで客席も爆笑、一気にコメディな空気に。こんなとこ齋藤コータは色々とても上手い。てか、モテすぎだろ。あと、笑いで言えば、ストーカーチックな長谷川一樹も面白かった。そもそも議題が蹴落とすクラスを1つ選ぶってところにあるので、かなりシビアな内容になるわけだけど、ここまで笑わせることができるのが素晴らしい。

    榎並以外は、20オーバーなんだけど高校生に見えたのはちょっと素敵。現実の高校での会議はここまで話がまとまるかは知らないけども、かなり移入できる造りになってて、いい舞台と思った。
    終盤の議長・甲田のしゃべりが雑だなとも思ったが、リアルタイムな進行だったせいなのかな。

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    2012/09/24 00:31

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