期待度♪♪♪♪♪
ゴベリンドンの沼にとっぷり浸かりたい
前回の『狼少年二星屑ヲ』から約1年。
あの濃密な時間がまた味わえるのかと思うとなんとも感慨深いものがある。前回の芝居は、おもしろかった。
ほんの少しの台しかない単なるフロアが、照明や音響も加えて異空間の物語の世界に。そして、脚本、演出の良さもあったと思うが、何より役者たちのもつ力量にどっぷりと浸れた感があった。
小劇場で素人が寄り集まって作る不安定な芝居の心配がなく、役者の個性がそれぞれにうまく絡み合い、本当に楽しめる芝居だった。
今回は前回の役者たちが大きな廃倉庫を借り切って芝居を仕掛けるというのだから、これはもう観に行くしかない。
どんな物語の世界が楽しめるのか、本当に待ち遠しい。