満足度★★★★
さすが。でも物足りない。
世界バレエフェスとしてはAプロ同様物足りなさを感じた。古典の大技に太刀打ちできる現代の表現系パフォーマンスが少なかったことが一因と思う。コンビもあまり変えない方がよい。ロホ/マックレー「ライモンダ」:回転系で会場を盛り上げる。コジョカル/コボー「ロミジュリ」:やはりマクミラン版はよい。ルテステュ/ビュリョン「椿姫」:もっと心を動かしてほしい。ピアノがいまいち。オブラスツォーワ/ガニオ「ラ・シル」:東バを出演させるための演目。ブシェ/ボァディン「アダージェット」:ノイマイヤー版は初見。作品もダンスもなかなかよい。セミオノワ/ゼレンスキー「シェエラザード」:ポリーナの衣装が海賊のアリに見えて、最後までアリと金の奴隷のPdDに見えてしまった。ゼレは美しい踊り。往年のマハ/ルジと比較してはいけない。オシポワ/ワシーリエフ「海賊」:大技の連発で大いに盛り上がる。ヴィシニョーワ/マラーホフ「ル・パルク」:とてもよい。これぞ表現。アイシュヴァルト/ルグリ「オネーギン」:もっとよい。素晴らしい表現。サレンコ/シムキン「ドン・キ」:期待通りに盛り上がる。