満足度★★★★★
無題438(12-181)
19:30の回(やや曇り)、18:45会場着、受付(半券割引していただきました)、19:00開場、一日おいて2回目です。「夏の終わり」ももう一回みるので計4回。今夜は向日葵が胡蝶蘭に変わっています(もっと違うところがある…と相原さんから「お題」をいただくも回答できず…いまだ思案中)。
演劇だけではなく、コンサートでも、スポーツの試合でも「LIVE」に同じものはなく、そこが映画、DVD、CDとの違いだと思っていますが、演劇の場合、みることができる機会は限られていて、一方、お気に入りの曲(CD)であれば何十年も聴き続けられる…今回、合わせて4回が精一杯。お気に入りの本をふと手にするように、いつでもまたみてみたいな…と思うもののかなわぬこと。
ならばこの2時間弱を切り取り。宝箱に入れ、いつまでも大切にしましょう、開けることなくとも鮮やかに感じ取れるまで大切にしましょう、このようなお芝居をみせて下さった皆様に深く感謝し大切にしましょう。
19:36開演〜21:20終演。
8/11追記:長澤さんは両公演でただひとり同じ役、「7年前」と「7年後」を結び付けお話しの中心(スナック「響子」)を表象しているように思え、思うほどに全編通して…ということに驚きながらも、温かさ、細やかさが優しく舞台を満たしているように感じるのでした。「7年間」を引きつけるチカラ(引力のような、磁力のような)があったから成り立ったのかもしれません。
8/12追記:真知子の感情の揺れ、戸惑い、己の記憶、小さき子への慈しみ、吉村さんがみせてくれたのは、カラダを流れる冷たいものが暖められてゆく様子、かじかんだ手を大きく包んでくれるような、そっとそこによりかかりたくなるような…感情に観客として同期する…のでした。
始まりのシーン、真知子の衣装が喪服で、指輪を外すのはそういうことなのかは2回目で気がつきました。いかに鈍いかです。
2012/08/09 23:50
ありがとうございます。
おっしゃる通り、舞台はその時間だけのもの。
しかも、その時間、役者だけでなく、照明、音響、舞台監督、制作・・・
たくさんのスタッフの力も合わさって一つの舞台を創っている。
そこに見てくださる方が居て、舞台は出来上がり。
その瞬間に、たくさん立ち会っていただき、心から感謝しています。
また、お待ちしております!