ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン 公演情報 ハイバイ「ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

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    安くて面白い。

    ネタバレBOX

    小学生の吾郎(荒川良々)が「たけしの挑戦状」を買いに行くとゲーム屋で「ミシシッピー殺人事件」を不当に買わされる…。

    荒川の小学生演技が上手い。最初知的障害入ってるのかななんて思ったけど、息子にダメだしされるちゃらんぽらんな父(岩瀬亮)とのバランスがいい。母を演じた安藤聖も吾郎への愛情とか父への愛想尽かした感とか、劇団の橋本(岩井秀人)への軽蔑した視線とかうまかった。ゲーム屋からファミコン自体を巻き上げる図太さとかも良い。父にかましたグーパン(グーでのチョップ?)は大いに笑えた。
    友人の欽一(平原テツ)の家でお漏らししたこととか、「ミシシッピー殺人事件」の件とか、子どもらしい友情の動きの描き方がやはり上手い。笑えるのだけど、なんか昔の自分を見ているようでチクチクされているみたい。ラスト、欽一が吾郎宅でお漏らしして友情を回復させるのとか、いい〆方だと思う。素直にできない男心というのか。

    ツーコンマイクでのアナウンスとか、小ネタも○。欽一宅での吾郎の体育座りに少年時代を感じた。

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    2012/07/22 00:17

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