満足度★★★★
やるもんだ!
タイトルからしてどう間違ってもシリアスなワケがない。「ノーマルバージョン」を観たが、前説からしてなんとも熱いマエセツマンが登場!この時点ですでにテンションが高い。松岡修造を見ているような気分だ。幕が開き、そこから全開で、まあパワフルで、ダイナミックで、スピーディな芝居が始まった。荒削りな感じは若干残るものの、ゾンビの動きなどはまるで映像のような「らしさ」があってよかった。一見バカバカしいが、その中には一本筋が通っており、テンポのいい笑いに釣られながらグイグイと引き込まれていく。気がつけばカーテンコール。前説を含めても65分というコンパクトな演出は見事!しかも終演後の物販コーナーでも一貫したエンターテインメントを感じたほどだ。