満足度★★★
演劇の意義
演劇の意義を、多様な言葉に置き換えて発想できる人でないと
許容できない舞台。
ただただ人を楽しませるだけのものを〜、
とか、
メッセージがないとダメだ〜、
とかいう
頑なな意見を持つ人にはオススメ出来ない。
しかし、そんな人の心にも
もしかしたら、
最後には一矢報いることが出来るかもしれない
・・・そんな確かな力があると思う。
舞台空間で表現されるものを大きく包んでいる
すべての人に向けられた優しい眼差し。
それがこの演劇の個性だ。
某かのマイノリティのアイデンティティを持ってるとか、
そういうものへの深い理解がないと気づきづらいものじゃないかと推測。
しっとりwet.
ちょっとヨーロッパなアートっぽいかな。
セルフセラピーな部分もあるかもしれない?
でも、最後に向けて気持ちよくなるようエンタメ的な配慮もあった。