記憶、或いは辺境 公演情報 風琴工房「記憶、或いは辺境」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    人間ってほんとバカ
    立場が変わらなければ、一生気づかずにいることがたくさんあるのである。この理髪店の兄と2人の妹たちは、この時代にこの場所で、周囲に惑わされず、偏見を持たず生きているのはすごいな。普通の人だけど、とても尊敬できる。優しいだけでは、出来ることではない。と、いうわけで、場面は理髪店だけだが、その外の緊迫した空気や温度まで伝わってくるような芝居だった。私は大満足。細かいことを少しネタバレにて。

    ネタバレBOX

    字幕はちょっと薄くて見にくかったが、プリントを配ったのはよかった。私の位置からは見えなかったが、ドアの外に赤青白の理髪店の看板はあったのだろうか?あれがちょっと見えるだけでもずいぶん理髪店らしいと思う。蝉の生息域にはやはり北限があるようだ。ミンミン蝉は北海道あたりらしい。

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    2012/07/03 17:06

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  • こちらこそ要らぬコメントをいたしました。やはりいい芝居は細かいところまで気を使っていらっしゃるのですね。ありがとうございます。

    2012/07/04 10:18

    音響プラン担当です。
    ご観劇ありがとうございました。
    ご指摘の件ですが、夏のシーンで鳴いているのは「ミンミンゼミ」ではありません。
    「エゾハルゼミ」と「エゾチッチゼミ」の2種類が、場面に合わせて鳴き分けるようになっております。
    名前からもわかるように、どちらも寒冷地に生息している種です。
    また、随所で聞こえる野鳥や虫の声も、南サハリンの生態系を調べた上で、それぞれの季節に鳴いていても不自然ではなく、また、本州ではあまり聞けない種類を選んで使っております。
    細かいところに気づいて頂いてうれしいです。どうもありがとうございました。

    2012/07/03 23:08

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