満足度★★
話題だったので行ってみたものの
THE BEEの話をすると、
見た、とか、見たい、とかみんなが言うんですよ。
注目の舞台だとことが分かったんで、
そういうことなら私も!、と、行ってみた次第。
・・・・・
あまりピンと来なかった。
ヨーロッパ人向けだと感じた。
この演劇は現代アートだ。文脈と解釈が必要。
日本ではやる意味がないかもしれない。
恐らく
これはフセインやビンラディンなどの「中東」とアメリカの争いを
念頭に置いて作られた演劇なのだろうけど、
その関係性の外にいる日本人には
メッセージの重さは理解出来ないんじゃないかな。
イギリスでやるくらいが丁度良いのかもしれない。
アメリカでやると、どストライク過ぎて、少し危険だね。
芝居について・・・
狂う演技というのが大変なのは分かるが、
野田秀樹さんが張り切りすぎていて、
機微が見えにくくなっているように感じた。
かつて見た野田MAPもピンと来なかったので、
私の好みではないのかもしれない。