満足度★★★★
よこしまブロッコリー「此処か何処か」観ました。ひとの気配の手触りを大事にする繊細な舞台。「いる」と「いない」はほんのわずかなズレ。すべてが理解できなくても、ひとと人とはつながっている。違う位相が薄絹のように重なる光景が自然に流れる。K.Dハポンという会場と相まって、「空間自体が巨大な楽器でその中で震動を感じる」ように鑑賞できました。目の前の物語は終わっても、流れはまだ続いていく…。しかし、よこしまの感想は詩的になるなあ(笑)肌から敏感になって感じたい舞台。
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2012/06/15 06:56
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