㐂(よろこび) 公演情報 ろりえ「㐂(よろこび)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    「嗤い」ではなく「笑い」、そして「泣ける」
    「笑って泣ける」なんて書くと、ほんと馬鹿かというような表現だけれども、本当にそうだったので、素直に書いてみた。前々から奥山雄太氏の作品には古典的と言っても良いようなオーソドックスなドラマがドンと中心にある。けれども、それが古びた感じを持ったり、恥ずかしかったりというようなことは全くない。ロマンチックな視線や、そこに酔いそうになる目を客観視して笑いながらも、しかしその笑いは決して2ch的な「嗤い」とはならず、つまり誰かを馬鹿にすることなく、しかし愚かでしかありえない人間をいとおしむ優しい目線。今回もそれ炸裂で、観客は、どんどん笑いながら、どんどん人生の深みにハマっていくことになる。そしてハマった先で

    ネタバレBOX

    最後には深く優しい涙を流すことになるでしょう。かなりの傑作です。

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    2012/06/01 05:25

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