満足度★★★★
shelf「[edit]」観ました。役者の体内で練られた言葉が、そのまま役者の形をして舞台上に浮び出たかのよう。言葉に脳を揉みほぐされる気分。役者がそのままじわじわと、SENTIOの白い壁の中に消えていくと理想的なのかも(無茶振り)。引用したアンティゴネもそうだけど、表現スタイル自体も既成概念の際々を攻めているのが、静かに祈りつつ挑戦的にみえる。静岡・アトリエみるめで観た「幽霊」と好対照の、神殿の神託を思わせる神々しい舞台でした。終演後退出する時に、靴を脱いでいる足で舞台の面の触り心地を確かめてしまった…。
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2012/05/31 06:41
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