満足度★★★
とてもいい雰囲気雨天による突然の会場変更や、機材トラブルなど、ゆるい空気の中での上演ながら、身体の説得力で、一気に客を惹きこむ出演者陣の芝居はお見事。小野寺さんのアドリブなどもあり、和やかな空気の中、なかなか幸せな観劇体験ができました。雨も上がって、屋外で行われた最後のほうのシーンは、ロミオの叫び声が柔らかな夕焼けに溶けていくような感覚が印象的。作品的には、デラシネラの他の古典読み換えのような「新しい視点」の要素がもう少しほしかったかも。
0
2012/05/06 22:32
このページのQRコードです。
拡大