満足度★★
初観劇させていただきました
最近流行の(?)「過剰な動きで役者を疲弊させることで、何気ない(というより、感傷的な)台詞に奥行きを持たせる」系。
正直、ああいう手法自体にあんまし可能性を感じない自分としては、あまり楽しめない65分だったかなあ、と。
題材がここ最近よく見かけるようなものだった分、切り口の新鮮さや手際の良さを期待したのですが、イマイチ突き抜けるようなものは感じられず。
役者に関しても、ああいう表現をするには身体的な説得力を感じられない部分があったのが残念。
日本語詞の音楽をバックに使う、というのはどうなんでしょう。
相対性理論の詞の妙な存在感に、舞台で行われることが追い付いていなかったような印象があります。
セリフそのものには、ディティールの巧さだったり構成の巧さだったりが輝く部分もあったのですが・・・。