星を撃ち落とす 公演情報 劇団はんなりふるぼっこ「星を撃ち落とす」の観てきた!クチコミとコメント

  • 無題371(12-114)
    14:00の回(晴 初夏のよう)。13:15受付(キャンディがチケット)、13:30開場。もう一つのお芝居とどちらにしようか、ギリギリまで考え、こちらに。入って左の席ヘ(最近はこちら側で)、左手前と右奥にスピーカー、左奥にラック、コーヒーメーカーと白いカップ2つ、下段には雑誌(たぶん)。右に寄って本棚(3段)、ファイルや書籍。舞台、サイコロ型の椅子が斜めに3つ。2階を見上げると一部を除いて暗幕で覆われています(いままでみたことがない)。この回のお客さん知人同士が多いようで、あちこちで挨拶の声。13:55前説、キャンディは終演後、でも、もう舐めている人は、劇中噛み砕かないようにと。14:05ピアノ、サックスが走り、暗転。15:07終演。地上にでると快晴なるも強風。

    ネタバレBOX

    SF色をおさえた時間もの。歴史はある一点までくるとリセットされる。その最後の1週間にしては、それらしさが足りないと思いました。それは脚本がSFに必要な「センス・オブ・ワンダー」を十分に含んでいないから。なのでただの繰り返しになってしまったようにみえました。

    「バタフライ効果」「神の意思」「すべてが書かれている白いページだけの本」「歴史は同じ繰り返し」「終わりに向かって進む」「ドグラマグラ」などの単語…。

    お話をどのように締めくくるのかがポイントなのに曖昧さだけが残り(もしかしたら、私の理解不足)、物語の醍醐味が薄れたのでは。

    登場人物7人が終末が訪れることを知っている。一人は、その繰り返しとともに生きている「本」。ということは全人類が知っているということ?それはいつ知ることになっているのだろう。「本」を読むことができる者だけに伝わっているものとか。

    今の宇宙論、宇宙の誕生〜膨張する宇宙、ダークマター、科学は驚異そのもの。まずは、ハッタリでもファンタジーでもいいので、それを覆すストーリーが欲しいものです。

    舞台を二分して、両サイドに役者をペアで配置、会話中、もう一方の照明は落とされ口パクでの演技が続く…けどあまり意味があるようにはみえず…。

    「バータイム/パラダイム」、これも時間を「繰り返す」お話で、こちらは徐々にその異様な状況が明らかになって行く、というものでした。

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    2012/05/05 15:56

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