満足度★★★★★
大好きなお二人なので観て来ました
十朱さんは「バス通り裏」から、もうかれこれ50年ぐらい大好きな女優さん、鵜山さんも、私の好きな演出家ベスト5に入る方なので、お二人のお仕事ぶりを拝見したくて、行って来ました。
ですから、キャサリン・ヘップバーンについての知識はあまりなくて、話に付いて行けるか、やや不安でしたが、たとえ彼女を知らない人でも、十分楽しめる内容の芝居で、安堵しました。
一人芝居と言うより、一人語りといった趣の芝居で、ヘップバーンと十朱さんの女優人生も重なる部分があって、見応えある舞台でした。
十朱さんの初舞台から拝見している身として、十朱さんも、自分も、ずいぶん長く年月を経て来たことに、より感慨深い思いがしました。(それにしても、十朱さんは、私よりかなり年長なのに、いつまでもお若くて、お茶目で、素敵!)
客席に空席が目立ったのがとても残念です。
微笑ましく、笑える要素も盛りだくさんの素敵な舞台でした。
十朱さんやヘップバーンファンの方には、必見舞台だと思います。
「黄昏」の演技しか印象がないので、今度、若い頃の映画も観てみたくなりました。