満足度★★★★★
あれで最後のはずだったのに「ファイナル公演」のアンコール公演!?でも面白かった!
数年前に観た市村ザザ「ファイナル公演」…が最後のはずなのに、
大好評につき「ファイナル公演」のアンコールだって!
そんなのあり??
また観れたのは嬉しかったけど、だまされたような複雑な心境です。
でも作品には罪はなく、やっぱり面白かった。
終始笑わせながら、ホロっとさせるて、軽やかに
「自由」と「愛」をたたえたストーリーと歌が素晴らしい。
市村さんの演技力も、安定感があって完璧。
男優陣によるレビューシーンもすごい。
しかし今回それよりも良かったと思ったのは、鹿賀丈史さんでした!
市村さんに比べれば受身のポジションで、女装するわけでもなく、
レビューのような見せ場もないのですが、その分、力みもなく、
作りこんだような感じもなく、非常に大きな、
包み込むような優しさ、それも普通の男性の優しさとは違った感じがして、
複雑なゲイの心境のようなものかも知れないとも思わせる、
素晴らしい演技でした。
そして、あえて付け加えたいのが、モリクミさんの”破壊力”!
そのエキセントリックな迫力は、俳優陣の中でもトップでした!